われらまちの農縁団
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2016/05/12 (木) 19:28:46
熊本地震の支援策第1弾 農産物出荷 円滑に 農水省
日本農業新聞(2016/5/10)
農水省は9日、熊本地震を受けた第1弾の農業支援策を公表した。集出荷施設が被災した農産物の出荷を円滑にする対策を初めて盛り込んだ。畜産農家の経営再建や水稲からの品目転換の支援などにも取り組む。さらに必要な対策は、13日にも閣議決定する補正予算案で対応する方針だ。
第1弾の農業支援策は、既存の施策の運用を工夫するなどし、補正予算を待たずに取り組める対策をまとめた。被災農業者の営農再開に向け、森山裕農相の指示で早急に検討を進めていた。
地震の支援策として初めて、農産物出荷を円滑にする支援を盛り込んだ。①被災した集出荷施設の簡易補修②手作業による選果③他の集出荷施設への農産物の輸送――にかかる経費を支払う。
畜産農家には、牛・豚の経営安定対策事業(マルキン)や肉用子牛生産者補給金、鶏卵生産者経営安定対策事業の生産者負担の納付免除など、資金繰りを支援。併せて簡易畜舎の整備や乳房炎の治療といった経営再建に必要な経費も助成する。
稲作が困難となった場合、経営安定対策の対象品目である大豆への転換も促す。十分な種子が確保できており、積極的に推進する構えだ。
被災した農地や農業用施設、共同利用施設の査定前着工を呼び掛け、早期復旧を目指す。
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=37427
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