われらまちの農縁団
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2016/05/02 (月) 19:28:18
「地震被害乗り切る」 農家50人 毎日支援 JA熊本市選果施設 (2016/4/29)
熊本地震の被害に遭った熊本市のJA熊本市選果施設で、選果選別の応援に生産者が集まった。27日から毎日、生産者50人が選果や箱詰めを手伝う。パート従業員が被災し、人手不足のためだ。出荷最盛期を迎え、JA熊本市ブランド「夢未来」の農産物を市場に提供するため、生産者とJAが一丸となり、難局を乗り切る。
作業に加勢するのは、JA熊本市茄子(なす)部会、メロン部会、トマト部会、ミニトマト部会、レイシ部会、ピーマン部会の生産者。出荷最盛期で収穫に忙しい中、選果選別を応援する。
震災直後は、通常170人ほどいるパートタイマー従業員が被災し、20~30人しか出勤することができなかった。その間、連合会職員やJA職員が支援し、どうにか選果を進めた。
被害による選果施設の故障もあり現在、出荷を調整している。故障していたナス選果機械は27日に稼働を始め、全機械が動きだした。
JA熊本市の宮本隆幸組合長は「本震後、選果機の故障により、JA熊本市のブランドを守るため、泣く泣くナスを廃棄した。農家所得を減らさないよう、選果機の様子を見ながら、徐々に通常の選果に戻していきたい」と話した。
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