6月10日 例会
『プシュケの涙』柴村仁
78点
・物語に無駄がなく、とてもきれいで良い、ズルい構成をしている。この構成による喪失感が良い。
・もっと早く出会えていたら面白かったかもしれない。
・シリーズ3巻全て読むことで主人公がわかる。
・『プシュケの涙』で完成されているのでこれで終わっても良かったかもしれない。
・主人公が何考えているのかわからない。前半と後半のギャップが大きい。
・後半で主人公のキャラ像も掴めてくる。
・後半のラブコメ単体の日常ものでも読みたい。しかしそれだけだと平凡かも。
・キャラクターの行動の裏側が読めない主人公。
・アニメで見てみたい。
『銀河鉄道の夜』宮沢賢治
77点
・どう解釈すべきか延々と考えさせられる作品。
・映像化した作品を見てみたい。
・表現や言い回しが独特できれいだと節々で感じる。
・とても抽象的で、わからないところも多い。
・空間的移動ではなく、精神的移動を示唆している。
・根底のテーマに「自己犠牲」がある。
・自分の人生を投影している気がする。
・仏教的要素とキリスト教要素どちらもある。
・宮沢賢治の作品の中ではわかりにくい方だと思う。他の作品より大人向け。
・子供だからこそ感じ取れる要素もあるかもしれない。
・幻想的な鉄道の場面というのはこの作品が多大な影響を与えている気がする。
6/17
『ルー=ガルー 忌避すべき狼』京極夏彦
『転生!太宰治2 芥川賞が欲しいのです』佐藤友哉
6/24
『プリズンホテル 1 夏』浅田次郎
7/1
『巨星』ピーター・ワッツ
通報 ...