知佳
2023/11/16 (木) 06:21:33
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排卵誘発剤で予期せぬ肥満に
美咲が仁田に移り住んで、恋路の予感に浮足立っていた丁度そこ頃、彼女を上手く排除したはずの泉の幾世は排卵誘発剤による予期せぬ肥満に悩まされていた。
彼女の母も五十路の声が聞こえ始めた年齢になって初めての子を孕んでいたものだから、その血を引いた彼女も二股三股であっても孕むことなど無く、ましてやその心配など皆無のまま行為を続けたにもかかわらず、表面上処女を装ってきた。
ところが鰐浦を起点に広まった近親相姦だの不倫だのという問題で、我が身の安全第一を考慮した高橋が部隊を去ると、彼の後輩でもある林田は今度こそ幾世を盗られまいと本腰を入れ事実関係作りに奔走し義理の兄や姉、親にまでテコ入れを迫るようになっていった。 わけても、幾世の父が不治の病で他界すると、子孫繁栄を願う義理の姉はこれ幸いと義理の妹の幾世に排卵誘発剤の処方を迫るようになる。 婚前であるにもかかわらず、林田は泊まり込みで関係を重ね幾世にやいのやいのと受胎を迫っていたからだ。
地元病院の処方では効果が得られなかったとみるや林田は、己もそうなら幾世にも体調不良を理由に長期休暇を取らせ部隊の目が届かない本土に連れ出しどこやらの病院に連れ込んだ。 院内で人工授精のようなことまでやりつつ、ついに結果を出し、意気揚々島に帰って来た。
入院だか通院だか知らないが、結果が出て帰郷となったものだから幾世は、これまでのように関係は持っても義兄の親しい人とシラを切るわけにはいかず、さりとて自分もそれなりに楽しんだからには犯されたとも言えず、半ば強引に籍を入れさせられる。
https://letsgochika.jp/blog-entry-19692.html
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