知佳
2024/05/08 (水) 10:34:52
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ありさ 土蔵の濡れ人形 (改) 第五話 「窮屈な孔」 Shyrock作
乳房が唾液まみれになった頃、九左衛門の興味は下半身へと移った。「次は下やな」
「もう許してください……」
涙ながらに許しを乞うありさだが、九左衛門はいっこうに取り合おうとしない。
「下はどないなっとるんか調べたるわ」
商売人にしては意外なほど厳つい手が、ありさの着物の裾に触れた。
「ひぃ!」
着物の裾をめくると、いきおい内側に着けている腰巻もいっしょにめくれ上がってしまい、日焼けしていない白い太股が露わになってしまった。
ありさは懸命に脚をよじって抵抗を試みたが、上半身を柱に縛られているため自由が利かない。
いとも簡単に九左衛門に着物をまくり上げられ、腿のほとんどが露出してしまった。
「いやっ!」
ふくらはぎが僅かに見えるだけでも『はしたない』と言われる時代だ。
ましてや年端もいかない生娘が人前で腿まで露出させるなどあってはならないことであった。
ありさは顔を真っ赤にし、膝をぴったり閉じ合わせて泣きじゃくった。
「ぐふふふふふ、こらぁええ眺めやわ。おまえは絹ごし豆腐みたいに色が白うてつるつるの肌しとるさかいに、男としたら堪らんで。触り心地も言うことなしやしなあ」
九左衛門は淫靡な笑みを浮かべながら太腿に手を伸ばした。
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