知佳
2024/04/27 (土) 16:48:12
8d7ba@909a7
本気になった若い男に追われ逃げる夢にうなされる人妻
「あの~、 亜希子さん。 今日もいいですよね」 あれ以降、気づくと近くに彼がいて、ヤルべく声をかけてくるようになった。 お屋敷とは名ばかり、勇作以外敷地内を見回るものなどいないから人の出入りは自由で、彼にしても何処からともなく忍び込み、例えば浴室掃除などやってると無防備になったお尻の辺りを目を皿のようにして見てる。 ただ見るだけなら許せるが、女の弱みに付け込み、抜き身を翳し誘ってくる。宴に招いたお客様の前とか外出は和服を着て出るように言われているからこっそり観られても差し支えないが、こと家事となると動きやすい服装でやらなければならず、したがって低い位置から見られると恥丘の膨らみまで丸見えになる。
抜き身は当然尋常ならざる形になっていて、亜希子も心穏やかでいられなくなる。
「そこにいるのは誰?」
逢いに来てくれているのを随分前から気付いているのに、勇作の手前今やっと気づいた風を装い言葉をかけた。
「えっ ええ、近くに用事があったものですから」
転校生もこれまた学のあるところを見せつけ、そつのない返事を返す。
「入ってお茶しない? ねえ、いいでしょ? せっかく訪ねて来てくれたんだから」
当てつけに、勇作の目の前で男の子の腕を取って部屋に連れ込んだ。 躰のあちこち撫でまわした。
「さっきから臭うんだけど。 これ、昨日来てた服じゃない」
「そんなこと言われても…学生の身で、毎日洗濯したものと着替えるなんてことは…」
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