知佳
2024/04/22 (月) 10:56:49
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ありさ エゴイストな春 改 第5話 「同時絶頂は望むところ」 Shyrock作
トオルとどれだけの時間交わっていたのか、後日ありさは思い出そうとしたが思い出すことができなかった。 思い出すのが困難なほどありさがこの日に経験したセックスは濃密であった。ありさは今騎乗位に変換しトオルの上で激しく揺れている。
「……イキそうっ……」
春のつむじ風が吹き荒れるような行為の中、ありさはそんな喘ぎを漏らしていた。
眩しい閃光に全身を包まれ、かつて味わったことのない迷路に、ありさはその時迷い込んでいた。
素直に快感を告白し、ありさは自ら蜜唇を突き出すように腰を振った。
「あぁ、もう……もう、ダメ……イキそう、イキそう、もうイキそう……」
泣き出しそうな声を奏でトオルの胸にもたれかかるありさ。
ありさに呼応するかのようにトオルは、
「イク……あぁ、気持ちいいっ……イクよ、あ、あぁ……好きだ……っ」
彼の言葉は、うわごとのようになっていた。
こんなときに好きだと言ってもらえるのは、嬉しい。
絶対に嘘ではないだろうから。
ありさはそう思った。
深く繋がりながら、トオルの首にしがみつく。
トオルのモノが、一段と硬くなり中でどくんと脈を打つ。
「ううっ……うううっ……おおおっ!」
「ああっ……イク……イッちゃう……あ、あ、あぁぁぁ……」
二人はほぼ同時に頂上に向かって駆け上がる。
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