知佳
2024/02/17 (土) 09:54:54
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官能小説 『ありさ USJ に行こう』 第2話 Shyrock作
『ジュラシックパーク』や『ハリーポッター』を廻り『ハローキティーエリア』に着いた頃、辺りはすでに薄暗くなっていた。 ありさは十分満喫したようで満足そうな表情を浮かべてる。 土産物屋で買ったスヌーピーの人形をバッグに入れず、大事そうに小脇に抱えている姿がどこか少女っぽい。「どう?楽しかった?全部周れなくて残念だったけど、もうこんな時間だしそろそろ帰ろうか?」
「すっごく楽しかったあ~~~♪恐竜すごい迫力だった~。でもターミネーターもよかったな~」
「はっはっは~!ご機嫌だね?ありさちゃん。明日また楽しみだね~」
「Shyさん……明日も連れてってくれるのかな?」
突然友達が来れなくなって1人ぼっちになってしまったありさに、「明日は1人で周ったら?」とはとても言えなかった。
それに明日は日曜日ということもあって仕事は入れていない。
月曜日に帰ってしまうありさにとっては残り1日だけだし、ここは付合ってやるべきだろう。
僕は快くうなずいた。
「明日、付き合うよ」
「わ~い!やった~~~♪」
ありさは弾けるような笑顔を浮かべている。
「おなか空いたね?外のユニバーサルシティウォークで何か食べようか?」
「うん、おなか空いた~」
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