知佳
2024/02/14 (水) 17:38:39
3e4cc@909a7
漢の前で醜態をさらすオンナ
楓はいつのまにやら性に目覚め、漢を迎え入れざるをえないような気持ちにさせられ、迎え入れたところ躰ばかりか心まで持っていかれるような衝撃に、改めて母を振り返った。母の、連れ合いばかりか家族をも振り返ろうとしない、父以外の漢との恥も外聞のかなぐり捨てたような交情を憎んでいたはずなのに、気が付けばやることなすこと何から何まで母そっくりになってしまっていたからだ。 その母のこと
女の躰は年齢とともに変わる。 若さに物を言わせ、手当たり次第、言い寄る漢を食い漁っていた母も、ある年齢を境に徐々にではあるが漢からの恩恵を受けにくくなっていった。 先に述べたような性は熟し、やることなすこと益々旺盛になっていってるのにである。
時代から取り残されたような気になったのは、声もかけてもらえなくなったからであろう。 漢なしではおれない躰なればこそ、欲しさに狂うようになっていった。 この程度のことならお酒で誤魔化せると息巻いていた。 が、誤魔化すに誤魔化せない時期は必ず訪れる。 あの夜のように。
楓は母に与えてあげるべく漢探しを始めた。 信太は、母の好みを考慮に入れ逆ナンし、家に連れ込んだ生け贄第一号だった。
母が必要としないときは、知らん顔して自分が使えばよい。 そう考え、彼を家に残し買い物に出かけた。 狙いさえたがわねば、こっそり仕掛けてきたカメラにあの母と彼の、エッチを巡るやり取りがばっちり映っているはず。
続きを読む
通報 ...