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知佳の美貌録 更新情報 / 158

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知佳 2024/01/07 (日) 16:22:24 aeb35@909a7

だらしなく涎を垂らして寝入る

 — 出したければ、勝手に出しなさい。

 一度口を外してから告げ、再び咥えて頭を前後に振る。 すぼめた唇で筋張った棹を擦ると、屹立がピクンとしゃくりあげた。

 限界まで膨らんでいた亀頭が弾ける。 熱くてねっとりしたザーメンが、次々と口内に向かて撃ち出された。 知佳はそれを舌でいなしながら、咽喉奥に落とし込んだ。

 鼻腔に生臭さが満ちる。 射精は驚くほど多量で、呑みきれなかったぶんは、口元から糸を引いて垂れ落ちた。
(ふん、こんなに出しちゃって)

 徐々に柔らかくなるモノを尚も吸いたてながら、知佳はようやく溜飲が下がったような気がした。

 目が覚めた時、知佳はまだバスのシートに上半身を横たえていた。
(いけない、寝ちゃったんだ — )

 しかもはしたなく脚を開き、ピンクのパンツを丸出しにして。

 慌てて起き上がり、乱れた衣服を整え座りなおす。 髪留めも何処かそこいらに飛んで行ってしまったようなので顔を動かさず目だけ動かし探す。

 口の周りがやけにべたつく。 どうやら涎をかなり垂らしたらしい。 起きる直前、顔を埋めていたシートのあたりを見れば、やたらと大きな濡れシミが出来ていた。

 頬が熱くなる。 バッグからハンカチを取り出して口許や顎を拭いながら、知佳はそれとなく周囲を伺った。
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