札学心理学

22裁判心理学 / 201

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 課題7  現実の刑事事件と心理学 足利事件と自白の信用性鑑定 甲山事件と目撃証言の信用性鑑定 尼崎スナック狙撃事件と共犯証言の信用性鑑定
 「犯行動機の変遷」について、3つの相をどのように使い分けているのかを知りたいのです。
  検察官は「恐怖感から凶器を大きめに供述した」と言った。恐ろしさが一番印象に残るとは限らないのが、大きな凶器だと思います。もっと危険な凶器かもしれません。たとえば銃とナイフなら、銃のほうが害が大きいと考えるでしょう。だから、銃の存在に注目したのかもしれませんから、必ずしも大きな凶器を供述したわけではありません。私も同意しますが、凶器を使う主体によって、主張の度合いが変わってくるからです。
 「現場調査から須賀氏の供述の不自然さを言おうとした」について、これは捜査機関や弁護団だけがすべき仕事だとは思いませんし、心理学者だけがする仕事でもありません。これは共同で行うべき問題で、三者で協力してこそ、その主張の正確さをより包括的かつ正確に判断することができますし、心理学者の役割のほうが大きいのではないかと思いますので、それも心理学者の役割の一部です。

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