札学心理学

22裁判心理学 / 193

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課題3
取り調べについて

取り調べによる冤罪というのは、捜査上の理由からも冤罪被害者からもリスクと不幸しか生まないと思いました。
特に講義で少し取り上げていた足利事件については、精度が低かったとはいえDNA鑑定が追い風になったのは間違いないですが、何より冤罪とされた人の傾向をそこまで重視しなかったことが大きいと私は思います。
以前私は、司法・犯罪心理学の講義を受講し、この冤罪被害者の方と話したことがある先生の話を聞いたことがあります。そこで私が知ったのは、他の方に比べて、今回の冤罪被害者の方は取り調べに注意がいる点が多かったということです。
性格、話し方、IQに関わる問題等で、その人は厳しい取り調べなどによって事実と異なったことを言ってしまう可能性が高かったということです。

よって私は、質問法なども重要視されるべきではありますが、取り調べではそれよりも被疑者のパーソナリティ把握にもっと力を入れた方がいいのではと思いました。
上述した足利事件では、被疑者特有のパーソナリティに配慮しない、考慮が足りなかったために、適切な情報を引き出せなかったと私は思います。

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