札学心理学

22裁判心理学 / 171

216 コメント
views
0 フォロー
171

ナビゲーション実験 意見

 ナビゲーション実験の結果を学び、「法曹三者の経験則は、一貫性のある語りこそ信用に足るとの見解を示していた。」という考え方に対して違和感を感じ、なぜだろうと考えた。
「一貫性のある語り」としてイメージしやすかったのは就活の面接である。例えば、就活の面接の場ではものを思い出しながらポツポツ話すより、ハキハキと言葉に困らずに質問に答えるほうが好印象に繋がる。この「ハキハキと言葉に困らずに質問に答える」は「一貫性のある語り」に近いものだと考えた。就活の面接での応答は基本的になにを言うかあらかじめ固めておくものであり、だからこその分嘘も含みやすい印象がある。このように「一貫性のある語り」は噓を含みやすいと繋げて考えた。そのため「一貫性のある語り」かどうかに重きを置くことは、「その内容が信用に足るか足らないか」を判断できるものにはならない考え、違和感を感じたのだろうなと思った。

通報 ...
  • 181

     「ハキハキと言葉に困らずに質問に答える」のは「一貫性のある語り」とは限りません。明確な発言をしながらも、意味がわからないことや先と矛盾することを言っている場合もありますね。一貫性とはストーリーや内容の一貫性です。就活面接で質問があらかじめ決まっていれば準備ができて、はきはきしてかつ一貫性がある回答はできるかもしれません。準備可能な質問であれば、本当に思っていないことでも偽装することはできますね。しかしこの話をするのであれば、甲山事件か尼崎事件のときですね。

    3点差し上げます。