札学心理学

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ナビゲーション実験

「意見」
平準化が起こるのは、自分の中で整理が行われたためなのだろうか。語りの形式の比率が変わったYさんの話し方や表情について1巡目と2巡目で何か変化などはなかったのか気になった。
例にあったように、“教室”から連想されるものだけでなく、見たからこそ、体験したからこそ言える事柄について一歩踏み込んで質問することが体験か伝聞か判別するポイントになると思った。呼称の不安定さ・安定さについてや、行為の動機について、実体験で語られるだろうと思っていたことと伝聞で語られるだろうと思ったことが逆だったので面白いと感じた。自分の経験としても、実体験について話すときは「多分こんな感じだった」というようなふんわりとした話し方になってしまうが、人から聞いた話は、聞いたことをそのまま再生すれば良いので他の人に伝えやすく感じる。実体験がふんわりとした言葉になってしまう理由として、目から得た情報が多く、それらを“雰囲気”や“だいたい”でまとめるためだということを知ることができた。
今回の実験のように、実体験と伝聞で様々な項目に違いが出るのは面白いと思った。これが、言葉による伝聞ではなく、映像による伝聞だった場合どのような変化が起こるのか気になった。個人的には、大きな差異が無くなるのではないかと思う。

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  • 177

     平準化が生じたときにYさんの内面で何が生じていたか、そういう発想はとりません。それから、どうもあなたは語りの内容に着目しているように見えます。授業ではそこまで細かく話していませんが、行動がどう変わったかだけが問題で、内面とか内容は問いません。「映像による伝聞」ってどういうものですか。絵を描くとかでしょうか。

    3点差し上げます。