札学心理学

22心理学(3) / 1362

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問題3
学習(2章)と発達(7章)
学習とは、「できなかったことができるようになること」と教科書では説明されている。発達とは、「受精してから死に至るまでの変化」のことをいう。学習と発達の関連する例として、ピアジェの子供の発達段階をあげる。感覚運動期(0歳から2歳)の発達では、「シェマ」「同化」「調節」を繰り返して多くの物を学習していく。形式的操作期(11歳〜)の発達では説明・映像などから具体的なイメージを描くという抽象的思考ができるようになる。このことから、年齢を重ね身体や心の発達が進むことで様々な学習の仕方を獲得していくと考えられる。裏を返せば、発達が遅れることは学習にも影響が出るということである。
よって、学習と発達は関連している。

参照文献
金沢創・市川寛子・作田由衣子(2015)「ゼロから始める心理学・入門」有斐閣.
中道圭人・小川翔大(2021)「教育職・心理職の為の発達心理学」ナカニシヤ出版

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