札学心理学

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問題2
エリス(12章)について

エリスという人物は人の悩みの原因は、困った状況そのものではなく、状況の捉え方にあると唱え問題行動や情緒的混乱に影響を及ぼすのは内的な認知過程に注目した療法を考えた人物である。この考えから「理論療法」というものを考え出した。その中でも主に有名なのがABC論理というものである。出来事(A)信念(B)結果(C)に焦点を当てて考えていく理論である。このような論理療法は現在の理性感情行動療法と呼ばれ認知療法の基礎とされている。
参照文献
アルバート・エリス(2019)理論療法と個人心理学

セリエ(10章)について
セリエという人物は、ストレス理論の基礎を作った人物である。セリエはストレス反応を警告期、抵抗期、疲憊期の3つあると仮定しその3つをまとめて汎適応症候群とした。これはストレッサーに対して適応しようとする一連の過程で起きる症状とされた。このような反応過程が全員に起きるとは言われていないが現代のストレスを理解するための基礎として貢献している。

参照文献
坂部弘之(1993)ストレスと健康

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