慶應ノーサイド倶楽部掲示板

お疲れ様

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蹴球部の皆さん
 普段の年とは大きく違う今季の中、お疲れ様でした。
私事、妙齢等より寒中12月の現地観戦は慎んだので
最近3試合はコメントしませんが、今季で感じた事を
2つ、とても私の印象に残った2つを書く事にします。
1.5-9月の練習風景
フェンス越しに、毎月一度、下田の練習風景を拝見し、
撮影しました。どの様な練習であったかは書きません。
そして画像は蹴球部に提出しただけで掲載はしません。
新型コロナとは、ラグビー選手にかかる苦境を与える
ものなのかと、絶句した月があったとだけ、書きます。
 これだけ、しか、できない。
 これだけ、は、できる。 できる、ように、なった。
二つの心が行き来したのが、今季なのかも知れません。
ある月、グラウンドの入口で「ここまで、出来る様に
なったのですね!」と、マスク越しに声をかけました。
万感の私の気持ちでした。複数の4年生が笑顔でした。
屈託のない笑顔だったと書きますし、その時の瞬間は
今季一番の記憶です。
 これだけ、しか、できない。
 これだけ、は、できる。 できる、ように、なった。
二つの心があったと思っていますが、4年生の笑顔は、
主将・副将の率先に続いて、組織を支えて、下級生を
牽引したものだと思っています。忘れる事のない屈託
ない笑顔の複数でした。(選手名は、御容赦ください)
その記憶がある中、今年が最終となる4年生には特に、
「お疲れ様でした」と申し上げます。
2.10月、日吉3試合での「規律」
どのチームも条件は一緒、と書くと残酷だと思います。
ぶっつけ本番と言ってもいい公式戦初戦は、ほろ苦い
ものでした。その後の日吉での3試合は、すみません、
数少ない入場を許された者として感じた事は規律です。
シニア・ジュニア、いずれも失点をさせない、80分
ぜんたいで、その事を拘る「空気感」でした。チーム
全体にいい緊張の空気感を覚えたのが今季の印象です。
一度、この時期にピシっと締めた空気からは、初戦が
シニアの最大失点となった今季の規律を感じています。
上手く書けませんが、この「空気感」はこのチームの
財産で、同時に「根っこの根っこ」と書きましたけど、
見え難い部分での献身的な体を張ったディフェンスに、
それが攻撃的防御になる事に意識を持った選手を見て、
手応えを感じたものでした。身近で感じた下級生選手、
肌で感じて、今後に継続をして呉れると思っています。
 具体的な事を書けず凡庸なコメントですが、今季は
私にも深い記憶として残ると思います。公式戦は終了
しましたが、各4年生が蹴球部の下級生に向けて行う
役割は、今日が最後ではないと思います。その事への
期待をしつつ、特段での「お疲れ様」と申し上げます。

1980.11.23
作成: 2020/12/19 (土) 14:31:00
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