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対天理大戦 観戦記

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慶應ラグビーファンの皆様

昨日(2日)天理親里球技場で行われた奈良ラグビー祭での
対天理大戦に関し久しぶりに観戦記を書きました。以下ご参照下さい。

一昨年の同ラグビー祭での敗戦また昨年の大学選手権での敗戦と
2戦連続苦杯をなめた天理大に対し、青貫監督率いる新生慶應が
どのように対戦するかが興味のポイントであった。

(前半)
5分: 立ち上がりのすきをつかれトライを許すが(0-5)、10分・15分
とラインアウトモールからの連続トライで逆転(10-5)、FWの勢いから
楽勝かと思いきや、20分・25分と連続トライを与え再逆転(10-19)。
一進一退の攻防が続くが得点まで至らず。
・ブレイクダウンは五分五分、
・スクラムは優勢であったが天理大が劣勢を補う為に組み方を替えて
 から安定せず結果慶應側に不利なジャッジが続く。
・ラインアウトはほぼ100%クリーンキャッチ
⇒全体的にボールのポゼッションは4:6で天理優勢。

(後半)
10分:慶應スクラムを修正して臨み、天理陣ゴール前10mでのペナル
ティでスクラムを選択、これを押し切ってスクラムトライ(17-19)、これで
流れは慶應に。以降お互いに自陣からのターンオーバーから1つずつ
トライを取り合い(24-26)、慶應30分にラインアウトモールからトライを
とり逆転(31-26)、もう一つ取り安全圏に入りたいところだが天理の
抵抗にあい無得点。

一方35分を過ぎたところから2回天理大PKから慶應陣ゴール前10mまで
攻め入り天理ボールラインアウトの絶対絶命のピンチ。この時この敵ボールを
2回ともFWがスチールに成功するまさに”ビッグプレー”が登場!!!
あとはこのボールをキープし続けノーサイド(32-26) FW陣の執念が
呼んだ勝利であった。
・ブレイクダウンは6:4で慶應。
・スクラムは7:3で慶應
・ラインアウトは100%クリーンキャッチ
⇒ボールのポゼッションは7:3で慶應。

両チームとも春のチーム作りの段階での対戦ではあったが、1トライ差の
接戦を勝ち切ったことは今年のチームの可能性をみた思いがする。
秋のシーズンまでのいっそうの強化を楽しみにしたい。

追記:
ところで私見ながら注目したい選手を紹介したい。それは”PR西澤選手”です。
この選手は滋賀県のNO1進学校である膳所高校から一般入試で一浪を経
入学した選手で、入部当初はNo.8(178cm90kg)だったがPR不足という
チーム事情から成田選手と共にPRに転向した選手であった。そのキャリアから
どこまで続くかな?と悲観的に見ていたのだが、この試合でリザーブ登録され
(17番)その姿を追ったら全く見違えるがっちりとしたPR体形のまた日焼けし
精悍な顔つきの選手がそこにいました。その変身した姿をみてこの選手のこの
2年間の努力と葛藤が見て取れるようでした。後半25分からグランドに立ち体を
張ったプレーを見せてくれ、この秋にはいっそうの活躍また来年は矢崎と並ぶ
慶應FWの柱になって欲しいと思っています。

以上   

慶應ノーサイド倶楽部  六甲おろし

六甲
作成: 2024/06/03 (月) 11:55:44
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