そう思います。
素敵な話です。
演劇というメディアは、完成することがありません。
いくら稽古を続けても、「完璧な通し稽古」というものは存在しません。
それはあくまで稽古であり、作る過程であり、「作品」ではあり得ません。
そもそも演劇とは、お客さんが入ることで初めて、補完され、完璧な「形」に近付くものです。そこで初めて、「作品」とも呼べるようになります。
けれど、毎日毎回客席も変わります。舞台側も生の人間なのでコンディション等変化します。
なので、相対的に「良質な回」は人によってあるのかもしれませんが、それはあくまで相対的なもので、観る人によって、場所によって、視点によって全く「見え方」は変わってきます。とくに大劇場の場合は、この話はより一層当てはまるのではないでしょうか。
そんなこんなで、舞台というのは、お客さんがいなければ常に「尻切れとんぼ」を作っている、と言い換えることもできます。
上記はただの言葉遊びに聞こえるかもしれません。
けれど、一定の本質を突いた話になっていると思います。
「今夜も尻切れとんぼ」……素敵なタイトルになったと思います。
「まだまだこれから!!」……前向きに捉えるとどこまでも前向きな、タイトルですね。
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オッチーさん、
演劇の話、そうですよね。
演劇も音楽もライブは生だからいい!
その時その時その場にいるみんなが作り上げる世界ですよね。
話が深まりますね〜。
素敵です。