皆さんこんばんは。
大型SPへのお誘いありがとうございます。
「悪い事は言わないから次はトールボーイにしたら。」と、皆さんの気持ちは良~く分かります。
以前は、JBL-S4700やB&WCM-10を使用しており、大型SPの低音と空間再現性能は良く分かっていますが、それがブックシェルフ好きになったのは、好みの音楽傾向がここ10年で変わったことに起因します。
先ずはクラシック。
交響曲や管弦楽は聴かないようになりました。協奏曲も殆ど聴きませんね。
そもそも、古典派・ロマン派は好みではありません。
それでは何を聴くかと言うと、バロックのヴァイオリンソナタかトリオソナタ、99%がこれです。
TAD-ME1の弦楽器の音がキツイために買い増ししたウィーンアコースティックハイドンも、小編成向きのSPと言う事で選びました。
次にボーカル。
これがブックシェルフ好きにさせた決定打となりました。
60歳を過ぎてからやたらと女性ボーカルを聴くようになり、CM-10からTAD-ME1に換えた時にはその変化に驚きました。
口元が小さくなりバックの楽器の位置関係も明瞭で、ボーカルは絶対ブックシェルフと頭と耳にすり込まれました。
加えて、床占用面積は同じでもブックシェルフのほうが、部屋が広く見える視覚効果も大です。
以来、充分な低音が出ればウーハーの口径とキャビネットは小さいほど良い(20畳以上の広い部屋は別)が、私の信条となりました。
プラチナム1003Gを第一候補としたのは、ウーハーが15cmだからです。
最初にこれを選ばなかったのはサランネットが無いからですね。
今回は心境の変化です。
第二候補のB&W705S3Signatureはマックスオーディオで聴きました。音は良いけど女性ボーカルはキツイかな。我が家ではどう鳴るか?
専用スタンドでは高すぎですが、タオックの50cmならツイーターの位置がジャスト。
SPの底のサイズがタオックの天板とほぼ同じ。
第三候補は今のところ無しで、トールボーイを買う可能性ゼロではありません。
こうやって、迷いながら、失敗して色々なSPを聴く。
先行き短いオーディオ人生、「これもまた楽しからずや」です。