皆さん、メリークリスマス
さて、アンプ変更の話の続きです。
JBLの時はラックスのプリメインで特に不満が出ることはありませんでした。
スピーカーのキャラが立ちすぎてアキュさんだろうがラックスだろうがズシーン・ジョリジョリとした音調に変わりはあまり感じられませんでした。
皆さんは「オーディオの音」をどんな風に感じ取っていますか?
言葉で表現するのは至難ですね。歯切れが良いとかツヤが乗っているとか・・・は今一つ表しけれていない感じがする。
僕はオーディオの音をBB弾の球かもうちょっと小さめのベアリングの球の大きさの粒子が部屋の空間にフワ~と広がるイメージで感じます。
球の表面がツルツルに磨かれているかどうか?
部屋の中で球がギュッと集まっている(音像重視)のか前後左右に広く浮遊している(音場重視)か?
と言う感覚です。わかる人はわかるでしょうし、わからない人にはさっぱり???なことでしょうけど。
で、ラックスのプリメインで鳴らすKEFの音は
球の表面はジョリジョリでなくツルツルした感じはあるけど、球の存在の密度が薄くて前後左右の広がりはもっと出て欲しい、と言うところでした。
KEFにもっとパワーを食わしてやりたくなり我慢できなくなりました。
パワーアンプの物色に至ります。
書類選考の時点で試聴対象から外したのは、アキュさん、ラックス、マッキンでした。
アキュさんは過去何台か使って美音であることは認めます。
角ばった筐体とキンキラキンのパネルそれに家庭用では意味のないパワーメーター・・・これが個人的に受け入れられません。ラックスのプリメインに断捨離した理由にもなっています。
自動車でも10年たてばデザインもイメージカラーもガラッと変わるのにアキュさんのアンプは新製品が出るたびに「ああ、またか・・・」です。30年近く続いている。
ラックスは縁側時代のクリーン電源に関する1818さんとメーカーのやり取りを見てメーカーに対する信頼が地に落ちています。個人的にはカタログスペックが信じられない「買ってはならないメーカーリスト」入りしています。
マッキンはビンテージをやっている時によく使いましたが、最新の半導体アンプにトランスを使うのは疑問があります。KEFにアンプの色を変に付けたくないので外しました。
大阪は日本橋に試聴に出かけました。
やはりアキュさんが斜陽のオーディオ界でも売れ筋であることが一目瞭然です。P-7500、A-80、A-300はすべて試聴機を置いており試聴可能。ラックスはM-10Xは試聴可能でした。
その他のメーカーでは試聴可能な機種がごく限られている状況です。
実際に試聴したのは、
重量30Kgの軽量級ではエソさんのS-05、TADのM1000TXでした。
重量50Kgの中量級ではマクレビのNo534のみ。
試聴の結果は如何に?
続きは帰った後に。