次亜塩素酸ナトリウムについて
2022/03/14 (月) 11:25:52
『連載③』
【次亜塩素酸ナトリウムについて】
次亜塩素酸ナトリウムについて、長所、短所、特性などを記載してきましたが、実際のところどうなのか?
連載①へ記載していたとおり食品産業では、洗浄と殺菌の目的で次亜塩素酸ナトリウムが最も汎用されています。
身近なものでは、ドラッグストアなどで売られている『カビ取り剤』、『漂白剤』などの次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする製剤です。
これらは次亜塩素酸ナトリウムを6~12%含有していることが多くあります。
濃度を濃くしやみくもに使用しても連載①に記載したとおり本来の洗浄・殺菌作用を引き出すことはできません。(※販売されている製品、商品のことを指していません)
生活で次亜塩素酸ナトリウムをそのまま使用することは、まず無いと思われます。
使用するとしたら次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする製剤です。
良く使用されているカビ取り剤、こんなことはありませんか?
- カビ取りしたけど直ぐにカビが再発生する
連載①に記載した形質膜にある脂質二重層を透過し、細胞質・形質膜に存在する酵素系・核酸などの必須組織に対して酸化作用を及ぼしておらず菌の核が残っている可能性があり - カビが取れない
カビが発生している状況は、カビ単体ではなくその他の汚れも重なり複合汚れの場合が多く、連載①に記載した次亜塩素酸ナトリウムの短所である有機物存在下での効果低減、複合汚れによりカビまでカビ取り剤が届いていない可能性あり
臭いがきつくて掃除が大変
連載①に記載した次亜塩素酸ナトリウムの短所である臭気 - 金属などが錆てしまう
連載①に記載した次亜塩素酸ナトリウムの短所である金属腐食 - 素材を傷めてしまった
使用した素材に次亜塩素酸ナトリウムが合っていない、強いなどの可能性あり
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『連載④』
【次亜塩素酸ナトリウムの短所を抑え、長所と特性を最大限活かした業務用カビ取り剤】
次亜塩素酸ナトリウムについて、長所、短所、特性などを記載してきましたが、どうすれば次亜塩素酸ナトリウムの長所を最大限引き出し、短所を抑え、特性を最大限活かすか。
答えは、G-Ecoシリーズ環境対応型洗浄剤カビ・ヤニの使用です。
【主成分】
次亜塩素酸ナトリウム(原液に3%含有)
【容量】
4リットル/20リットル
【希釈倍率】
使用用途により異なります
【施工面積(※3倍希釈の場合)】
4リットル:約100平米/20リットル:約500平米(※素材により異なります)
【用途】
建物内外のカビの除去、木部カビ・日焼けの除去、タバコのヤニ除去、藻類の除去 、カビを含む複合汚れの除去
【カビ取りメカニズム】
タンパク質のカビの隔壁と菌核を分解することで除菌し再発を遅延化させる。ウイルスや細菌も同様。
『カビとは?カビのメカニズム』
【特徴】
カビや藻の除去をはじめウイルスや細菌の除去/不活化にも対応します。
木の成分リグニンが紫外線により黒くなるのを元に戻し、木の色を復元させ、同時にカビを除去します。
菌糸や胞子を脱色するだけのカビ取り剤ではなく、カビを根本から徹底除去し長期的に再発を抑えることができる洗浄剤です。
カビ・ウイルス・細菌だけではなくその他複合汚れにも対応。カビが発生している場合、カビ汚れだけではなく複合汚れです。
木材用とその他用のカビ取り剤をそれぞれ揃えていた洗浄剤費削減、コスト削減、環境配慮、作業の効率化などが同時に図れます。
食品添加物にも使用される成分で、環境にも対応しています。
利用者やお客様のための安心・安全な洗浄剤です。
【適用法令】
PRTR法:該当なし
毒物及び劇物取締法:該当なし
消防法:該当なし
G-Ecoシリーズ環境対応型洗浄剤カビ・ヤニ製品情報 ← コチラ
G-Ecoシリーズ環境対応型洗浄剤カビ・ヤニ製品動画 ⇒
『連載⑤』へ続く…