バカジニスト大喜利

テーマ「車」

今とは違う仕事をしてた頃の話です。
5月の、まだ本格的な夏に入る前に暑い時期があると思うのですが、外での作業で汗だくになり昼休憩は車の中で涼みながら昼食を摂ろうと、同僚2人と3人で私の車の中で過ごしておりました。
しかし、ある日から車のエアコンが全く利かず、送風口からは熱風が出続け、何とか窓を全開にして暑さを凌ぐようになっていました。
クーラーに必要な冷却ガスが漏れていたのか、はたまた別の故障か？とにかく、原因究明のために私は愛車のメーカーのディーラーに休日向かいました。
受付のお姉さんに事情を話し、工場から担当の方が出てくるのを待っていますと、お姉さんが私に「エアコン、動きました」と報告して来られました。
「えっ、何が原因だったんですか!?」と聞くと、どうやらエアコンのスイッチが入っていなかっただけのようでした…
私は勝手にガラスの曇りを取るボタンをエアコンのボタンと思い込み、その隣にあるエアコンのボタンを無視してひたすらオン・オフを繰り返しておりました。
工場から担当の方がやってきて、「あ、解決しましたか。良かったですね」と声を掛けられ赤面しながら私は、「あの…おいくらですか？」と問うと「特に何の修理もしてないので、要りません」とのこと。
あまりにもばつが悪かったので、取り敢えず受付で売られていた300円くらいの消臭剤を買って、帰路に着きました。

次のテーマ「マジック」