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POG2025② きゃりも・純正・缶ビ・たこ厩舎 / 12

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きゃりも 2024/09/06 (金) 18:49:18 修正

今年のテーマ
・サイアーランキングを信じる
・種牡馬と牝系のニックス
・POG本に載ってなくてもビビらない

今年の寸評(全体)
当然の事ながら、サイアーランキング上位の種牡馬の方が打率もホームラン率も高い。それは牝系も同じで、1号族、2号族からの活躍馬は非常に多い。(優秀な牝系を上から順に1号族、2号族...と並べている)

ただ、牝系に関していえば分母の差も大きいので、そこは配慮したい部分であり、頭の捻りどころでもある。今回はこのサイト「 https://ameblo.jp/tigerodds/entry-10176081012.html 」 を参考に、種牡馬と牝系の相性を考えてみました。

『1号族と16号族の関係性』『F遺伝子の強さ』『キズナ産駒の面白い傾向』というのは、このサイトを発見していなければ気づかなかったところです。特にキズナ産駒の傾向は今回のドラフトに生かした部分なので、それがハマれば次回のドラフトでも使っていきたいですね。

今年の寸評(各馬)

牡馬
1位リリーズキャンドル
競馬界で最も勢力のある1号族の中でも、近年の日本競馬で最も勢いのあるともいえる1-lというグループの出身。バレークイーンやアグネスフローラの一族といえば分かりやすいかもしれません。近年だとデアリングタクトやアスクビクターモアがこの一族出身になりますね。

本馬はエピファネイア×1-l牝系なので、重賞馬だとデアリングタクトやアリストテレス、イフェイオンが該当します。他の牝系のエピファネイア産駒と比べて、クラシックに間に合う仕上がりの早さと距離適性が魅力的で、狙うならこの一族と今回は狙ってみました。

……が、リストアップ後にテンハッピーローズやブローザホーンがG1を勝利。2頭はどちらも2-fという牝系出身で、他にステレンボッシュやモリアーナが同牝系に属し、明らかに勢いのある雰囲気。

ダノンデサイルが22-bという関係のないグループ出身なのでまだ良かったですが、ダービー馬までその一族だったら立ち直れなかったことでしょう。

本馬はリスグラシューの近親という血統の良さと、ダノンの冠パワーで、牝系は違えどダノンデサイルの後に続いて欲しいところです。

2位スルターナ
キタサンブラック産駒もエピファネイア産駒同様、勢いのある牝系からの活躍馬が目立ちます。本馬は1号族の中でも1-bというグループですね。近年の代表馬はディープボンドということになります。

本馬はそのディープボンドの近親にして、母父キングヘイローという非常に近しい配合。ディープボンドは父父ディープインパクトですが、こちらは父父ブラックタイド。結構面白い配合として注目しています。

そしてなにより、その見た目。もうリトルイクイノックスですね。そのようなルックスから、牧場でも評判が良かったとか。

POG本での取り上げられ方も良かったので、この順位になりました。

3位ペプチドヴィーナス
異父兄3頭は全てデビュー戦を勝利。近親にもデビュー戦勝利馬が多数揃う、初戦キラーな一族の出身。

ただ、早熟血統という訳ではなく、年末・年明けデビュー馬もチラホラ。身体というより、精神面や知能面の成熟が早いのでしょう。稽古の内容を本番で生かせる血筋なんですね。

本馬は父がミッキーアイルに変わり、肉体的な仕上がりも早くなることは間違いなし。これは鬼に金棒ともいえるでしょう。ペプチドというだけで人気しない事が多いですが、それでも狙えるクズの少ない血統。ホームランじゃなくても、コツコツヒットを狙います。

4位フォルト
セレクトセール、8800万で取り引きされたキズナ産駒。兄姉が何とも言えない成績ですが、この取り引き額なら期待してしまいますね。

キズナ産駒といえば、母父シンボリクリスエスの活躍馬が目立ちます。本馬はシンボリクリスエスでは無いものの、母父はKris S.系のBlame。Nijinskyの血も相性が良いので、そこが内包されてるのも良いですね。血統面では100点に近いと思います。

先に話したキズナ産駒の傾向というのには当てはまっていないんですが、ちょっと穴で狙ってみました。

5位ミッキーディナシー
父ミッキースワロー。この文字だけで感動しますね。現世代8頭、次の世代が2頭。この二世代しか子を残せなかった父に、どうにか大きなタイトルをプレゼントして欲しいところ。

2017年にスワローがセントライト記念を勝った時から、「ミッキースワローにはハービンジャー×キンカメの牝馬が合う!」と言っているんですが、本馬はまさにその通りの100点満点血統。

母はフェアリードール一族という血統の良さ。この一族はダートや坂を苦にしないパワーが魅力的なので、スワローがそこを増長するような配合とも言えそうです。

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