Shigeta
2023/12/11 (月) 11:33:34
9cd0e@5dde5
ksusumu様
こんにちは。
今回の「SUNVALLEY SV-91B改」の記事、納得できる内容でした。
Y下さんから譲ってもらったとのことですが、アマチュアの方が手を入れたものは、時にはプロの製品を上回ることとなるという良い例なのではないでしょうか。
私も以前、WE91Bアンプ(レプリカ)を使っていましたが、その浸透力のある音に驚かされたものでした。
もともと91アンプはシングルアンプでありながら、小劇場用のPAアンプとして設計されたとのことで、力強く明晰な音が求められたのだと思います。
KさんのSV-91Bもオリジナルの回路を踏襲したWE310Aの二段増幅となっていますので、その力強い音がリスニングポジションにまで飛んでくるのでしょう。
あとは多くのNFBがかかっているのもその傾向を強めているのでしょうね。
(NFをかけない300Bアンプの枯山水のような音とは全くと言っていいほど対照的です)
Kさんはもう一方のコンパチブルアンプで古典球の世界を楽しんでいらっしゃるとのことで、バランスのとれたオーディオライフを過ごされているようですね。
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Shigetaさま
市販品では数量的にも品質面でも確保することが困難な音質の良いパーツ(カップリングコンデンサや抵抗、電解コンデンサなど)に換装していることも大きな要因となっていると思われます。
小生もMarantz7R(レプリカ)のカップリングCをSPRAGUE(B&B)に交換し、電解コンデンサを銀タンタル、整流器をセレンに交換して使用しておりますが、購入当初のプレッシーのフィルムコンを使用していた時とは全く別物の音質になって「目からウロコ」状態となった経験があります。
さらにこのSV-91B改アンプは音質の改善を目指して電源スイッチまで取り去られており、少し面倒ですがそれなりの効果があるのかもしれません。
レビンソンの商品のように最新の技術を導入して組み上げ、一切の手直しが効かないブラックボックスになったような製品にも凄みはありますが、真空管やパーツを交換したりして市販品に自分自身のこだわりが生かせる真空管オーディオは楽しいですね。