D404F203
2021/08/22 (日) 02:31:42
c5974@2b662
ksusumu777 様
AL1について解説を少々
AL1はフィリップスが1933年に発表したE443Hという球のベースをUF5ピンからサイドコンタクトに変更することにより1935年に誕生しました。
物理特性はRENS1374dとよく似ていて三極管接続時の出力はRENS1374dと同等の1Wほどです。
三極管接続時には程よい内部抵抗となるため量感のある低音再生が可能と思います。
また、電極間の静電容量が小さいためスピード感も十分あります。
ヨーロッパ製の直熱型出力管の中では最もコストパフォーマンスの高い球の一つでしょう。
AL1はテレフンケン、TEKADE、バルボも製造していました。
今回のAL1シングルアンプは3段増幅のため少々音のフォーカスは甘くなるかもしれませんがドライバー管に強力な球を配置しているので力強い音が出るのではと予想しています。
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博士さま
ドライバー管というのはロシア製の6SN7のことで、3段増幅しているから我が家のコンパチアンプRENS1374dより
出力が大きいのでしょうか?
このアンプを初めて聴いた時に、とにかく厚みがあって、うねるように息づく低域には驚かされました。
当初の制作意図通り、大地に根を張ったような低域と少しくぐもった中高域の音質のバランスを持っており、アンプだけでこれほどうまく音質を調整できるものかと感心いたしました。
AL-1は力感のある構造の美しいTUBEでした。