D404F203
2021/03/18 (木) 00:29:47
b7f8c@e919f
ksusumu777 様
整流管の側から出力管との相性を考えてみたいと思います。
整流管の側から見た場合も基本的には内部抵抗の低い整流管には内部抵抗の低い整流管が内部抵抗の高い整流管には内部抵抗の高い出力管が相性の良い組み合わせとなります。
内部抵抗以外の面に目を向けると直熱型の整流管と傍熱型の整流管の出力管との組み合わせはどう考えればよいかという問題があります。
直熱型の整流管はスイッチオンで直ぐにB電圧が立ち上がります。
傍熱型の整流管はゆっくりとB電圧が立ち上がります。
当然ながらゆっくりとB電圧が立ち上がる傍熱型の方が出力管には優しい動作となます。
スペアチューブの確保の難しい希少出力管を少しでも長く使いたいのであれば傍熱型整流管を組み合わせるべきでしょう。
一方で直熱型整流管はその名のとおりエミッション発生物質を直熱加熱するのでエミッション応答性に優れていると考えています。
内部抵抗が同等であれば直熱型整流管の方が音質的には有利に感じます。
直熱型整流管で比較すると米系の整流管は内部抵抗が高いものが多くヨーロッパ型とりわけテレフンケンの整流管は内部抵抗が低いものが多いです。
低内部抵抗の整流管は出力管を選ばない傾向にあり高内部抵抗の整流管は高内部抵抗の出力管でないとうまく動作しない傾向があるように感じます。
うまく説明できているとは感じてはいないので疑問等な遠慮なく質問してください。
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博士さま
ありがとうございます。
傍熱型整流管の方が出力管に優しく、直熱型整流管の方が音質的には有利とのことですね。
出力管と整流管の内部抵抗をなるべく合わせた方が相性は良くなるとのことですが、代表的な整流管の内部抵抗の高低を出力管の時と同じくご教授いただけないでしょうか?