sigeta
2019/05/03 (金) 11:44:44
5525d@31811
Ksusumu様
「弦楽器の音色の柔らかさと音の響き」とありましたが、私も全く同感であります。アナログオーデイオの難しさと楽しさはこのあたりにありそうで、それを一言で表現されたKさん(こう呼ばせていただきます)の慧眼に深く敬意を表したく思います。
さて、JS6600についてですが、№41に比べ昇圧比も低く、(№41の115倍に対して6600は33倍、この値は2次インピーダンス÷1次インピーダンスをルートで開くと出てくるそうです)使いやすいトランスということが出来ると思います。以前どこかで№41を濃密な油絵に、№6600を水彩画に例えた表現を目にしたことがありましたが、そんな感じかもしれません。
またレプリカの6600については、かつて二種持っていましたが、かなり個体差がありました。磁化したトランスでは高域の粒立ちが鈍くなるということを最近知りました。(消磁すればよくなるそうです)それが原因だったかもしれません。
そしてフォノケーブルの線材に何を用いるのか、(私は1910年代のWEのトランスからほどいた黒エナメル単線を使っています)MCトランスからプリまでのケーブルの長さなども大変重要なポイントとなってきます。2次側はインピーダンスも高くなっていますのでできる限り短くして使った方が結果が良いようです。私の№41も高域のきつさをその方法で抑えてあります。使いこなしでトランスの性格も随分と変わってくるということでしょうか。
参考になったかどうか分かりませんが、私自身電気の知識については素人同然であります。失礼がありましたらお許しください。
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sigetaさま
ご投稿ありがとうございます。やはりNo.6600は広帯域化されて若干濃密さが薄れるのですね。しかしその分きつさがなくなって良いかもしれません。所詮は組み合わせ機器のバランスですので、使ってみないとわかりませんね。
原発型ではなく同じNo.6600レプリカトランスを使用してシールドを強化したSTA6600Lあたりなら、出てくることも多いでしょうから検討してみることにします。