私こと、sigeta改めshigetaでお願いします。
いやあ、ビックリしました。スピーカーの配置替えとは予想外の展開でした。あれほどコンパクトに上手に装置をまとめ上げたKさんの力量には感服していたのですが、PX4アンプのワンランクアップの音質に、何か触発されるものがあってのことなのではと推察いたしております。それだけこのPX4アンプは可能性を秘めているという思いがこうさせたのではと、勝手に推測しております。
私にも音質向上のカギとなる機器を手に入れた時にはそのような決断に至ったという経験がありますので、当然の成り行きと言えばそれまでのことなのかもしれませんが……。
前回聞かせていただいた折にも、スピーカーとリスニングポジションの距離が近いことが功罪半ばする感じは受けておりました。近くて良いことの反面、コンサートホールでの音の消えゆく様などは出にくい感じがありました。これは二律背反というか、なかなか両立できないところだと思います。
スピーカーとの距離をある程度とることによって空間再現が可能になってくることはKさんの文中からもうかがえますので、方向としてそちらにかじを切ったということで、良い判断なのではと思います。(偉そうな物言いですみません)
スピーカーケーブル延長の際、私からのケーブルがお役に立ったとのことで大変うれしく思いました。
あのケーブルはWEの古いトランスから取り出した綿巻黒エナメル線を片側9本ほど縒り合わせたもので一種のリッツ線となっております。作ってくださったのは前回の投稿にある宮崎のH先生で、あの1.5mほどのケーブルをスピー側につけると音が良くなるという不思議なもので、H先生作のこのケーブルを宮崎真空管アンプ愛好会の皆さんは喜んで使用しているとのことです。ですから継ぎはぎケーブルと思わずに長く愛用していただければと思います。
shigetaさま
全く不思議な巡り合わせが続いております。
真空管博士のお話によると、いつもなら古い上質なバリウムRE604がこれほど安価に手に入ることは少ないのですが、真空管の方から当方の手元に来ることが決まっていたかのように、タイミングよく手に入れることができたとのことでした。同じようにshigetaさんのケーブルがタイミングよく使えるようになったのも、何かの巡り合わせかもしれませんね。高域がシャープになったのはこの上質なWEケーブルの影響かもしれませんが、当方の低予算大作戦でトライした「卵トレー」による音響補正を若干修正した結果、少し聴きやすくなって来たように感じております。
K村さんから音質が良いとのことでnassauのヴィンテージハンダを分けてもらいましたが、載りが悪くヘボな当方の腕では接触不良が頻発する結果となりました。
使いやすさから言えばやはりKesterのハンダは初心者にも使いやすいですね。