D404F203
2020/09/27 (日) 02:39:52
b7f8c@e919f
チョークインプット型の整流回路について、アンプ製作者サイドの偽らざるところを書いてみたいと思います。
出来ることなら使いたいと言うのが本音です。
では、何故使わないかというと、チョークコイルのコアが唸るのです。
唸りにくいチョークインプット用と称する物もあるのでがそれでも唸るのです。
小容量のコンデンサーを出口に挿入することによって唸りを抑えることはできますが、そうするとチョークインプット本来の良さが少し失われてしまいます。
電源を別体として唸り音の気にならない所へ置くなど大仕掛けとなるので採用しにくいのです。
チョークインプット以外で電源のクオリティーを高めるには黄金期に作られた高性能な整流管を使うか水銀蒸気入りの整流管を使うのが良いのではと考えています。
高真空型両波整流管では独テレフンケンのRGN2504の初期型と英EdiswanのUU120/500が最高峰と思います。
WE274Aのナス型とは大人と子供くらいの性能差があります。
水銀蒸気入り整流管では83の刻印時代の物とSTCのオールドタイプが最高です。
比較的安価で高性能なのがヨーロッパ型の水銀蒸気入り整流管AX50です。
傍熱型整流管ではMOV製のMU14のメッシュプレートとACコッサーの45IUのブラックプレートでしょう。
今回のコンパチアンプの整流管ソケットをUFタイプに変更して整流管用のヒータートランスをビルトインすれば黄金期の整流管が使えるようになります。
今の状態でじっくりと音楽を楽しみながら将来の選択肢として頭の片隅にでも置いておけばよろしいかと思います。
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博士
チョークインプットについてのご考察、ありがとうございます。
sigetaさんにお伝えいたします。
また整流管の件、今後の楽しみに頭に入れておきます。
昨日、Telefunken RENSを試聴していたところ、アンプの電源を落とした時に片CHから少し大きめの音で「バリバリ」と異音が出て驚きました。まだ長年眠っていたTUBEにいきなり通電したため、少し機嫌が悪いのでしょうか?
音質の方はとても気に入っております・・・・・。