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D404F203 2020/09/15 (火) 02:52:49 b7f8c@e919f

RV210ミニ解説と使える球の追加情報
RV210はプレート損失25Wの傍熱型三極管です。
内部抵抗はとても低くWE300BやDA30と同じくらいです。
WE300BやDA30より少し増幅率が高いので直線性は良好です。
プレートの形状を工夫して電極間の静電容量を低減しているので純三極間の中ではハイスピードな方です。
音声信号を扱う様々な用途に使用されていたようです。
業務用アンプ
送信機のモジュレーター
有線ラジオ設備
電話通信設備
フルオペレーションですと7W近く出ますが今回のコンパチアンプでは軽い動作で3W程度と思います。
RV210には弟分とも言うべきAD101という球があります。
コンパチアンプではRV210同様PX4の設定で使用可能です。
出力はRE604と同じくらいですのでRE604の傍熱バージョンと言えるかも知れません。
試聴希望であればチューブオーディオラボさんが貸してくれるかもしれません。
テレフンケン製の安価な球でRENS1374dという五極管があります。
ST型の初期の球はメッシュプレートの外側にワイヤーリングによるシールドを施すという他に類を見ない特殊な構造をしています。
出力は1W弱と小さいですが音質は良好です。
PX4の設定にて使用可能@8000円程度です。
手持ちが数本ありますので貸し出し可能です。

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  • 154
    ksusumu777 2020/09/15 (火) 06:52:42 >> 153

    詳細情報をありがとうございます。
    新しいアンプのエージングを兼ねながら、1週目PX4から始めて現在2週目でRV210とRS289を試聴中です。
    PX4のゴージャスなホールトーンとテレフンケンの弦楽器のソロは素晴らしいです。
    次週3週目、トリのRE604を聴くのが楽しみで、その頃にはアンプのエージングがかなり進んでいると思われます。
    2週目に入ってアンプの音質も少し落ち着いてきましたが、それぞれ前段や整流管の組み合わせをあれこれ変えながら試聴を続け、好みに合うような最適な組み合わせを探っております。
    これらの真空管の音質特徴を理解して、エージングも終わって音質が落ち着きましたらまたご相談させていただきます。
    しばらくはこれらのTUBEの音質に触れながら、十分に音楽を楽しめると思います。