さて真打ちは長野県の第一人者・奥村龍馬さん
かつての史上最年少の長野県アマ名人戦も
今や若手に胸を貸す立場に。1回戦からずっと
中学生の挑戦を受けて立っていました。
画面1枚目=2回戦・VS滝沢峻平戦(右側)
画面2枚目=準々決勝・VS相原瑞樹戦(右側)
画面3枚目=準決勝・VS小林暖希戦(左側)
1回戦の中村奏太戦を皮切りに準々決勝ま迄は
中学生と3連戦。滝沢戦こそ、やや危ない形に
なりましたが慌てる事無く挑戦を退けました
ただ長野高専の小林くんとの対戦では
先制攻撃こそ上手く行ったように見えましたが
小林さんの粘りに遭い2枚飛車を手にされ
決死のカウンター攻撃を与えましたが
小林さんの逸機を逃さず頑強な守りで2枚飛車
を撃退させるとスピード感の溢れる寄せで
居飛車穴熊を攻略。決勝進出を決めました
画面4枚目
3位の表彰を受ける鈴木翼さんと小林暖希さん
三冠の夢は同じ北信の同世代ライバルによって
阻止された鈴木さん。しかし裏を返せば身近に
強いライバルが沢山いるという事で非常に
恵まれた環境にあると言えましょう。
これからも切磋琢磨を積み重ねながら
全国大会で勝てる力を身につけて欲しいです
小林さんは松本市で県高校新人戦を戦った
ばかりで3連戦のハードスケジュールでした
優勝の夢こそ奥村龍馬さん、井原千洋さんに
よって断たれましたが沢山の実戦をこなした
この3日間で格段に腕力がついたと思います