②に続き小学生棋士の奮闘ぶりを 見て行きたいと思います
画面上段=C級優勝の伝田寛人くん 画面下段=C級2位の高木雄哉くん
長野支部ダービーとなったC級の決勝戦は 小学生選手権優勝の高木くんと小学生名人戦 準優勝の伝田くんとの一戦。先手を握った 高木くんの雁木VS伝田くんの右玉の戦いと なった試合は中央での、せめぎあいに全ての 命運が託されました。馬&と金で追い込む 高木くん、豊富なカナ駒を駆使して左右から 挟み撃ちで迫る伝田くん。惜しむらくは 高木くんが盤上の飛・角・桂を上手く活用 し切れなかった事だったか?最後は逆に 飛角を入手した伝田くんが鮮やかに寄せて 二段免状を獲得いたしました
長野県の小学生3大大会(名人戦・選手権 団体戦)全ての大会で賞状を貰ったのは 伝田くんただ1人。しかし優勝の経験は 有りませんでした。それだけに免状の 掛かった大きな大会でライバルを倒しての優勝は さぞ嬉しかったと思います。
特筆すべきは棋風改造の成功。5月までは 中飛車党だったのを居飛車党に転向。僅か 数ヶ月で成果を出したのは見事でした。 来年は小学生最後の年。更なる飛躍を 期待したいと思います。
敗れた高木くんでしたが春の小学生選手権で 岡村奏汰くんを破り優勝した時は上級生の 意地を見る思いでした。伝田くんに対しても 後に12月の長野支部月例大会で雪辱して 順位も5位。流石の強さです。来年は中学生 またより一層激しい新風を中学生棋界で 巻き起こして貰いましょう!
⬆再掲画像 D級決勝・佐々木瞭太くんVS米田悦己くん
実力伯仲の戦いを制したのは佐々木くん
2年ほど前から「南信予選」と名の付いた 小学生大会では常に1位通過を果たし続けた 佐々木くんでしたが県大会では、なかなか 満足の行く結果を残せず悔しい思いをして きたと思います。しかしこの度、ようやく 初段免状奪取という、これ以上ない雪辱劇を 演じてくれました。これを機に今後ますます 勝率を伸ばして欲しいと期待しています
惜しくも敗れた米田くんも、準決勝で宿敵を 破って決勝に勝ち上がりました。熱心な 子なので、その姿勢をより一層強めて強い 相手にガンガン向かって行くでしょう 初段免状を逃したとは言え実力は急激に 右肩上がりしていると信じたいです!
画面上段=E級優勝の中村瞭太くん 画面下段=E級2位の宮坂哲平くん
E級決勝はC級決勝と同様、北信ダービーに
先手宮坂くんの三間飛車に高美濃+棒銀で 対抗した中村くん。E級とは思えない ハイレベルな攻防戦でした。
高美濃と言っても、直ぐに43金とは上がらず チャンスと見るや左美濃のまま4筋の位を 張って角道を開け65歩と先攻した中村くん 善悪は兎も角、機を見るに敏の感があります 最後も、と金で狙われた飛車を見捨ての 強行突破には勝負度胸を感じました
ただ試合自体は宮坂くんペースに見えました 彼は北村具房さんの訓導を受けているようで 随所に北村さんを彷彿とさせる捌きを見せて くれました。ただ終盤は惜しいと思わせる 逸機が攻防両面で見受けたように感じました
まだ経験不足を感じる両雄。しかしながら これからD級C級更にそれ以上の高いレベル に到達する時も、そんなに遠くないぞと 感じさせてくれたのは彼等の頑張りでした 先を行くライバル達への追撃は来年以降 ますます加速する事でしょう。
以上で②を終わります ③ではB級~E級で活躍した ファイナリスト以外の強豪選手の方々を 紹介したいと思います。
不適切なコンテンツとして通報するには以下の「送信」ボタンを押して下さい。 現在このグループでは通報を匿名で受け付けていません。 管理者グループにはあなたが誰であるかがわかります。
どのように不適切か説明したい場合、メッセージをご記入下さい。空白のままでも通報は送信されます。
通報履歴 で、あなたの通報と対応時のメッセージを確認できます。
トピックをWIKIWIKIに埋め込む
次のコードをWIKIWIKIのページに埋め込むと最新のコメントがその場に表示されます。
// generating...
プレビュー
ここまでがあなたのコンテンツ
ここからもあなたのコンテンツ
画面上段=C級優勝の伝田寛人くん
画面下段=C級2位の高木雄哉くん
長野支部ダービーとなったC級の決勝戦は
小学生選手権優勝の高木くんと小学生名人戦
準優勝の伝田くんとの一戦。先手を握った
高木くんの雁木VS伝田くんの右玉の戦いと
なった試合は中央での、せめぎあいに全ての
命運が託されました。馬&と金で追い込む
高木くん、豊富なカナ駒を駆使して左右から
挟み撃ちで迫る伝田くん。惜しむらくは
高木くんが盤上の飛・角・桂を上手く活用
し切れなかった事だったか?最後は逆に
飛角を入手した伝田くんが鮮やかに寄せて
二段免状を獲得いたしました
長野県の小学生3大大会(名人戦・選手権
団体戦)全ての大会で賞状を貰ったのは
伝田くんただ1人。しかし優勝の経験は
有りませんでした。それだけに免状の
掛かった大きな大会でライバルを倒しての優勝は
さぞ嬉しかったと思います。
特筆すべきは棋風改造の成功。5月までは
中飛車党だったのを居飛車党に転向。僅か
数ヶ月で成果を出したのは見事でした。
来年は小学生最後の年。更なる飛躍を
期待したいと思います。
敗れた高木くんでしたが春の小学生選手権で
岡村奏汰くんを破り優勝した時は上級生の
意地を見る思いでした。伝田くんに対しても
後に12月の長野支部月例大会で雪辱して
順位も5位。流石の強さです。来年は中学生
またより一層激しい新風を中学生棋界で
巻き起こして貰いましょう!
⬆再掲画像
D級決勝・佐々木瞭太くんVS米田悦己くん
実力伯仲の戦いを制したのは佐々木くん
2年ほど前から「南信予選」と名の付いた
小学生大会では常に1位通過を果たし続けた
佐々木くんでしたが県大会では、なかなか
満足の行く結果を残せず悔しい思いをして
きたと思います。しかしこの度、ようやく
初段免状奪取という、これ以上ない雪辱劇を
演じてくれました。これを機に今後ますます
勝率を伸ばして欲しいと期待しています
惜しくも敗れた米田くんも、準決勝で宿敵を
破って決勝に勝ち上がりました。熱心な
子なので、その姿勢をより一層強めて強い
相手にガンガン向かって行くでしょう
初段免状を逃したとは言え実力は急激に
右肩上がりしていると信じたいです!
画面上段=E級優勝の中村瞭太くん
画面下段=E級2位の宮坂哲平くん
E級決勝はC級決勝と同様、北信ダービーに
先手宮坂くんの三間飛車に高美濃+棒銀で
対抗した中村くん。E級とは思えない
ハイレベルな攻防戦でした。
高美濃と言っても、直ぐに43金とは上がらず
チャンスと見るや左美濃のまま4筋の位を
張って角道を開け65歩と先攻した中村くん
善悪は兎も角、機を見るに敏の感があります
最後も、と金で狙われた飛車を見捨ての
強行突破には勝負度胸を感じました
ただ試合自体は宮坂くんペースに見えました
彼は北村具房さんの訓導を受けているようで
随所に北村さんを彷彿とさせる捌きを見せて
くれました。ただ終盤は惜しいと思わせる
逸機が攻防両面で見受けたように感じました
まだ経験不足を感じる両雄。しかしながら
これからD級C級更にそれ以上の高いレベル
に到達する時も、そんなに遠くないぞと
感じさせてくれたのは彼等の頑張りでした
先を行くライバル達への追撃は来年以降
ますます加速する事でしょう。
以上で②を終わります
③ではB級~E級で活躍した
ファイナリスト以外の強豪選手の方々を
紹介したいと思います。