準決勝は2局とも長野県を代表する強豪に 北信越の大学で腕を磨いた強豪が挑む図式に
画面上段=奥村龍馬さんVS佐藤清文さん
佐藤さんは前年に続く準決勝進出。その時は 私・丸山佳洋との相穴熊戦を制し準決勝では 優勝した黒岩雄大さんと壮絶な熱戦を展開。 奥村さんとは県赤旗決勝戦での激闘を主に 同じ東信の大先輩という事で手本にして目標 それだけに知力・体力を振り絞って向かって きます。今回も奥村さんの厚い壁に決勝戦の 道を断たれましたが。持ち前の練習熱心さで いつか牙城を崩してくれるでしょう。
なお佐藤さん、今回は早目に3位の賞状を 受け取って会場を後に致しました
画面上段=鈴木翼さんVS金井文哉さん
近頃は強い小学生たちが沢山出てきまして 鈴木さんも矢面に立たされましたが 東北信代表決定戦では高木雄哉くんを そして先程の1回戦では岡村奏汰くんを 破り。自身の底力を見てつけての4強入り
先手金井さんのゴキゲン中飛車に鈴木さんは 銀冠穴熊で対抗。四間に組み替えた金井さん この6八飛・6六角の形を見た鈴木さんは 3三歩打の金取りに構わず5五金と突進 3二歩成に乗じて同飛と転回。楔である 3六歩の威力を頼りに3七銀打の王手から 金井の高美濃に崩しに掛かった事を皮切りに 壮絶な寄せ合いの幕が上がりました
上部を押さえて金井玉を下段に追い詰める 鈴木さんに対し、王手の十字飛車2発で 凌ぐ金井さん。鈴木さんにも勝ちがあった との声がありました。それでも9八まで 敵玉を追って必至をかけた鈴木さん。 金井さんが勝つには詰ますしかありません
一見詰ますどころか有力な王手すら 浮かばないような感じの鈴木玉でしたが 秒読み30秒という厳しい条件にも 関わらず懸命に王手を続けた金井さん これが実を結び160手を超える熱戦を 逆転勝ちした金井さんが決勝進出を 果たしました
5五金の突進について補足
鈴木さんの飛車は6二にいて金と協力して 金井さんの飛車角に圧力をかけていました 前述の通り鈴木さんの飛車が3二に転換 後に5五金を取り除いた事で金井さんの 大駒2枚が活力を得たのも激戦の一因に なったと思います
画面中段 3位の表彰を受ける鈴木さん
長野県の大会では未だ実現していない 意外な事実が2つあります
①現役のアマ竜王によるアマ名人戦優勝 ②現役のアマ名人によるアマ竜王戦優勝
これを実現させた方は、まだ現れていません 今回は鈴木さんに、その権利とチャンスが あったのですが、惜しくも届きませんでした
しかし彼が、それを実現させる第1号となる 有力候補の1人である事は間違いないですね
画面下段 こうして準決勝は幕を閉じました 決勝戦は奥村VS金井の戦いに 完結の③は、また後日に
訂正 ②現役アマ名人によるアマ竜王戦優勝 奥村明さんが平成元年~2年に股がけで 名人・竜王の2冠を保持していました 訂正して、お詫び致します
あと坂口謹一さんでした (平成10年の名人戦~平成11年の竜王戦)
逆に竜王を獲ってから名人戦優勝という例は 長沢忠宏さん(平成19年)があります
いや自分のイイ加減ぶりには呆れます いつか「名・竜制覇者一覧表」でも 作ってみたいですね(A^_^;)
井上徹也さんもか・・・ (平成22年~平成23年)
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佐藤さんは前年に続く準決勝進出。その時は
私・丸山佳洋との相穴熊戦を制し準決勝では
優勝した黒岩雄大さんと壮絶な熱戦を展開。
奥村さんとは県赤旗決勝戦での激闘を主に
同じ東信の大先輩という事で手本にして目標
それだけに知力・体力を振り絞って向かって
きます。今回も奥村さんの厚い壁に決勝戦の
道を断たれましたが。持ち前の練習熱心さで
いつか牙城を崩してくれるでしょう。
なお佐藤さん、今回は早目に3位の賞状を
受け取って会場を後に致しました
画面上段=鈴木翼さんVS金井文哉さん
近頃は強い小学生たちが沢山出てきまして
鈴木さんも矢面に立たされましたが
東北信代表決定戦では高木雄哉くんを
そして先程の1回戦では岡村奏汰くんを
破り。自身の底力を見てつけての4強入り
先手金井さんのゴキゲン中飛車に鈴木さんは
銀冠穴熊で対抗。四間に組み替えた金井さん
この6八飛・6六角の形を見た鈴木さんは
3三歩打の金取りに構わず5五金と突進
3二歩成に乗じて同飛と転回。楔である
3六歩の威力を頼りに3七銀打の王手から
金井の高美濃に崩しに掛かった事を皮切りに
壮絶な寄せ合いの幕が上がりました
上部を押さえて金井玉を下段に追い詰める
鈴木さんに対し、王手の十字飛車2発で
凌ぐ金井さん。鈴木さんにも勝ちがあった
との声がありました。それでも9八まで
敵玉を追って必至をかけた鈴木さん。
金井さんが勝つには詰ますしかありません
一見詰ますどころか有力な王手すら
浮かばないような感じの鈴木玉でしたが
秒読み30秒という厳しい条件にも
関わらず懸命に王手を続けた金井さん
これが実を結び160手を超える熱戦を
逆転勝ちした金井さんが決勝進出を
果たしました
5五金の突進について補足
鈴木さんの飛車は6二にいて金と協力して
金井さんの飛車角に圧力をかけていました
前述の通り鈴木さんの飛車が3二に転換
後に5五金を取り除いた事で金井さんの
大駒2枚が活力を得たのも激戦の一因に
なったと思います
画面中段
3位の表彰を受ける鈴木さん
長野県の大会では未だ実現していない
意外な事実が2つあります
①現役のアマ竜王によるアマ名人戦優勝
②現役のアマ名人によるアマ竜王戦優勝
これを実現させた方は、まだ現れていません
今回は鈴木さんに、その権利とチャンスが
あったのですが、惜しくも届きませんでした
しかし彼が、それを実現させる第1号となる
有力候補の1人である事は間違いないですね
画面下段
こうして準決勝は幕を閉じました
決勝戦は奥村VS金井の戦いに
完結の③は、また後日に
訂正
②現役アマ名人によるアマ竜王戦優勝
奥村明さんが平成元年~2年に股がけで
名人・竜王の2冠を保持していました
訂正して、お詫び致します
あと坂口謹一さんでした
(平成10年の名人戦~平成11年の竜王戦)
逆に竜王を獲ってから名人戦優勝という例は
長沢忠宏さん(平成19年)があります
いや自分のイイ加減ぶりには呆れます
いつか「名・竜制覇者一覧表」でも
作ってみたいですね(A^_^;)
井上徹也さんもか・・・
(平成22年~平成23年)