23認知科学概論

23年度「認知科学概論」 / 87

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F24036 2024/10/18 (金) 12:56:29 4ba1d@1c04e

 今回の講義では、主にレスポンデント行動とオペラント行動という二つの行動について学び、また、人間の脳と体の関係について昔から多くの研究がされてきたということを知った。レスポンデント行動は、刺激と刺激を時間的に接近させて呈示することによって、その関係を学習させるレスポンデント条件付けにより形成される。そしてオペラント行動は、報酬や罰などの条件によって行動が変化するオペラント条件付けにより形成される。外部からの刺激が与えられるかどうによってどの行動が誘発されるかは異なり、外部からの刺激が与えられ、その刺激によって反射的に起こる反応がレスポンデント行動、刺激が与えられず、自発的に行動が誘発された際はオペラント行動と分けることができる。特にレスポンデント行動は、外部から刺激により行動が誘発されるため、その過程に関して、まるで行動がパターン化されているロボットと本質は似てるとも言えるだろう。しかし、人間がロボットような与えられた刺激にのみ応じる存在と言われれば違う。何故ならば、オペラント行動が存在し、過去の結果等から学び、環境に適応するような行動を学習し、自発的に行動が生じるためである。例えば、他人の本に落書きをして怒られた際に、人の本に落書きをしたら怒られるから落書きをやめる。これは過去の落書きをして怒られたと言う結果から学び、怒られないようにと落書きを行うのをやめるように自発的に行動している。このように、人の行動には頭で考えて行うものもあれば、熱いものを触った際に咄嗟に手を引っ込めるなどの頭で考える前に体が咄嗟に動く場合もある。人は頭と体の二つが交わることによって様々な行動をするようになり、これが今に至るまでに人の行動原理などを研究しようとした研究者たちによって難解なものであったということを知り、納得することができた。

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