23認知科学概論

23年度「認知科学概論」 / 73

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73
Q24142 2024/10/16 (水) 14:56:23 01fd7@1aeca

今回の講義を受けて、人間の脳の仕組みや働きを紐解くのに多くの時間や研究があったのだと改めて感じました。昔の人は現代のような技術も前例もない中で、人間の行動や思考の同一性や個人差などの要素を、主観と隔てて考え「説」を提唱した科学者たちは偉大な功績を残したのだと思いました。実際、昔に提唱されていた説や論文もテクノロジーの進歩の中でコンピューターアナロジーが確立し、掘り返されるかのような形で、時を経て脚光を浴びるケースがあり、コンピューターアナロジー以前の時代に行動や記憶の関連性を難しいプログラムのように紐解いたという事例には敬意を表するべきだと考えました。また、認知科学は脳の学問であり、レスポンデント、オペラントのように国や言語が異なっても、全世界共通で起こす行動、所作があるという話を受け、認知科学らしさ、脳の科学らしさを感じました。人間とAIとの決定的な違いとして、講義の中にあった「英語と中国語の翻訳の例」や「爆弾処理の例」でも挙げられたように、人間は当たり前のようにできるような事象でも、ロボットやAIは処理に追われ、その場で立ち尽くしてしまうというものです。AIで人間の脳を再現することができないように、認知科学の下で言葉や図を使用して人間の行動や思考を図解するのはとても難しいように感じました。

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    satsugakushinri 2024/10/28 (月) 23:34:46 >> 73

     脳が考えるという発想がまずいというメッセージを送ったつもりです。人間の脳の理解が難しいのではなく、脳の活動として認知を理解しようとする発想に問題があります。そういう問題ある発想に依拠しているのが、1950年代から起こった認知科学だという話でした。
    4点差し上げます。