23認知科学概論

23年度「認知科学概論」 / 7

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F24056 2024/09/24 (火) 19:46:35 fa4c9@efbae

初回の講義を通して、人間とモノや文化の進化について考えるきっかけができました。私は、時代の変わり目にはなぜ戦争と新技術の開発が起こるのかなと疑問に思いました。新技術や戦争によって、新たな文化が生まれたり、思想の変化が起こるという順序が正しいかもしれませんがここにどのような関係性があるのかなという問いです。人間は集団がいくつもできるとその集団どうしで領地や権利をめぐって争いが起きますが、そこに他の生物との共通点を感じました。しかし人間はその争いの中で発展していくのでそこが面白いなと感じましたし、人間の考える力や器用な身体を使うことで他の生物にはできない方法で発展していくのかなと考えました。このように考えていくと技術が発展するからといって戦争が起こるわけでなく、人間や動物の本能によって争いが起きるのだという結論に至りました。人間の「身を守る」「生き延びる」「安全の保障」などのためにはたらく考える力というのはすさまじい力があるなと考え、同時にその力によって人の命を奪うものだけでなくて人を生かす技術や商品も考えてみたいなと思いました。認知科学や心理学を研究していくことで人とは違う視点ですぐそばにいる人を幸せにできるアイデアを考えてみたいなと自分の考えを通して前向きな気持ちになりました。現実味の無いアイデアも考えるだけでわくわくするので、今から講義とアイデアの交流が楽しみです。

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    satsugakushinri 2024/09/27 (金) 23:01:39 >> 7

     技術が人を変えるという考え方は「技術史観」と言って、間違いとされています。技術は影響するのですが、常に決定するわけではない。技術の変化と人間の変化は相互的なもののようです。ただ技術の変化は、人間の変化の基礎を提供する可能性はありますね。
     動物の個体の維持、種の維持と人間のそれは一致しないところがありそうです。人間は自死を選びますが、これはある意味で個体維持とも言える。精神の維持なのでしょう。死んだ方がマシ、という。動物にこういうことはあるかな。人間はその思考と言語(とコミュニケーション)によって、ありもしない「仮想現実」(まあ、妄想です)というを作り、そのなかで適応しようとします。だから動物と異なって変なことをする。自分(たち)で自分(たち)の身を滅ぼすことさえします。逆に、あなたが言うように、思考と言語の力が人間を幸せにしてきた面があることは否定できません。本質を掴んで、どう活用するかを考えるのが肝要のようです。一緒に考えていきましょう。

    8点差し上げます。