23認知科学概論

23年度「認知科学概論」 / 526

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Q24108 2025/02/06 (木) 16:06:16 3bd0c@86cb5

課題3
歩く道を例にすると、自分たちは陸地の表面がほぼ水平であり、平坦で、十分な拡がりを持っていて、その材質が固いと判断されたならば、そういう道を選んで歩いている。行動するときには、無意識であるにしろ、環境がどのような行動に向いているのかという情報を環境の中から得ているのであると考えれる。また別の例としてドアの前に立ったとする。押すべきか、引くべきか。取っ手が平板な場合、それは押すことをアフォードする。取っ手がリングになっている場合、それは引くことをアフォードする。したがって、部屋に入る側の取っ手がリングなら、出る側の取っ手は平板状にするのがアフォーダンスの理論に基づいた自然な対応付けとなる。このようにアフォーダンスを上手く利用すると、使いやすいデザインが生まれる可能性がある。しかし、この法則を無視して両方リングにしたりすると、押したり引いたりしている光景に出くわすことになる。

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