23認知科学概論

23年度「認知科学概論」 / 503

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503
F24056 2025/02/04 (火) 21:31:30 aab8f@259e0

課題2
ヒトが手すりを使って階段を上るという現象について生態心理学的に解説していく。ヒトは体の様々な器官を使って平衡感覚を保とうとする。階段を上る時には瞬時に片足から片足への体重移動が行われる。その際に手すりを利用し、腕で体重移動をアシストすることでスムーズに階段を上る行為を行うことができる。この時、実際に手すりに触れていなくても安定した上り行為を行うことができる場合がある。この理由は、腕を使うことで体の左右のバランスを均等に保っているからだ。平均台の上や足場の悪い所を通る時もこの腕を使ってバランスをとるという行為が起きる。このように考えると、階段に手すりを設けることでより安全に上る行為をアシストすることが可能であるといえる。手すりには、腕を使って安全に階段を上ることをヒトに行為させるアフォーダンスがあるといえる。

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