F24056
2025/01/29 (水) 19:05:03
aab8f@169e0
課題1
認知科学の歴史における考え方の変遷について、1950年代に始まった認知革命の動きを例に挙げて説明する。認知革命以前の心理学者たちは、人間の本質とは魂かモノかという問題にぶつかった。そこで人間の行動の着目することで合理的かつ客観的に心を捉える行動主義という考え方が主流になった。この行動主義の考えは30年ほど心理学における主流の考えとして学派を支配した。しかし、情報処理の理論やそれに伴うコンピュータ技術の開発によってコンピュータアナロジーの考えが徐々に確立してきた。このブームによって、人間の脳内部の動きをコンピュータによる情報処理の仕組みで説明することが可能になった。例えば、記憶について説明するときには入力と出力の間に処理過程があり、それを貯蔵庫モデルと説明づけることで脳は情報処理を行っていると記述することができた。このコンピュータアナロジーの考えは、時代を追うごとに訪れるAIブームとともに発展していく。この考えの変化は、時代の流行や情勢とともに研究方法や何を根拠に説明をするかということも変化していくことを意味している。
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