Q24018
2025/01/28 (火) 15:01:26
7ee1d@45d51
課題2
ヒト対ヒトの例としてエレベーターの順番待ちの例を挙げる。例えば、エレベーターが到着した際、最初に乗ろうとする人がボタンを押してから順番に乗るという行動が見られる。この場合、最初に乗った人がボタンを押すことで、次に乗ろうとする人たちはその行為に従い、自然とその順番で乗ることになる。最初に行った行為が後続の行動に影響を与え、順番待ちという規範が相互行為調整によって成立していく。生態心理学では、環境と行動が密接に関連していると考えられる。この場合、エレベーターという物理的環境の空間と、その中でのヒトの行動の乗り方が相互に作用している。エレベーターが到着するという環境的な状況は、誰が先に乗るか、または後から乗るかといった行動の可能性、アフォーダンスを提供する。最初にボタンを押して乗り始めた人は、その後に続く人々にとって「順番待ち」をするための手がかりを提供する。つまり、最初の行動が次の行動を促すという仕組みが働いている。これにより、エレベーター内での順番待ちという行為が、環境と個体の相互作用によって自然に規範として形成されていく。この場合も、人々は他者の行動に影響されながら、エレベーターに乗る順番を無意識のうちに調整している。
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