23認知科学概論

23年度「認知科学概論」 / 444

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Q24040 2025/01/24 (金) 00:57:35 84eab@17e0d

今回の講義では、甲山事件の冤罪について印象に残った。その事件の取り調べの際、容疑者は最初は自分はやっていないと否定していたが、検察は容疑者へ何度も高圧的に同じ質問をすることで、容疑者はこの状況を一刻も早く抜け出したいという心理状態になってしまい、噓の自白をし逮捕、冤罪が成立してしまった。これは、連日の長時間による取り調べが肉体的にも精神的にも容疑者を疲弊させ、さらに検察による反復質問による圧が重なりこのような冤罪が起こってしまった。このように、心理状態や相手の圧などの条件が重なれば、事実とは異なる発言をしてしまうことは恐ろしいと感じた。相手に事実を聞き出したい際は、反復質問を繰り返すと間違った答えに誘導してしまう可能性があるため、同じ質問を繰り返さず冷静に聞き出す必要があることが分かった。

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    satsugakushinri 2025/01/30 (木) 13:13:32 >> 444

     司法にかかわる心理学の授業ではなく生態心理学の授業ですので、その観点からの考察があるとよかったですね。
    3点差し上げます。