Q24028
2025/01/21 (火) 16:44:36
3da11@00d9b
裁判の尋問の話が興味深かった。この話には隣接対と選好が密接に関わってると考えた。検察や弁護士は証人に対して自分たちの考えが正しいものと確立するための質問する。このとき検察や弁護士は証人が選好をして答えるのではなく、特定の答えを返す隣接対をするだろうと想定して質問する。しかしここに選好やそれ以前に質問の意図を汲み取れずに検察や弁護士側にとって想定外の返答をすると返って不利になることもある。また、カツアゲの話題もあったが「金を出せ」という脅迫に「ごめんなさい」という返答をするとカツアゲする側は金を貰う行為を返答としているが「なんで謝るんだ」や「悪いことしてるみたいじゃないか」とあたふたする。このように、質問側が隣接対を想定してした質問が選好をして想定外の回答が帰ってくるとコミュニケーションにならないんだなと感じた。
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隣接対を想定して質問するのではなく、会話とはそもそも隣接対を形成しながら進むものなのです。そういう規範的環境なのですね。選好は、ある発話が第二成分として提出された場合、デフォルトで次の第一成分に移行できる現象を言います。そのへんを実感してくれたようでよかったと思います。
5点差し上げます。