23認知科学概論

23年度「認知科学概論」 / 230

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230
F24036 2024/11/22 (金) 11:51:32 709ac@2be20

 今回の課題「講義で学んだことは、私の日常生活のどのような場面でどのように関連付いているか」について、根拠と具体例を挙げながら説明していく。
 今回の講義では、スポーツにおける人間の学習を例に学習の転移について共に学んだ。学習の転移は文字通り、学んだ一つのことが他の学習や状況に影響を与えるというものである。よく言われているのが、バドミントンのスマッシュと野球の送球の関係についてである。これは、バドミントンのスマッシュの動作が野球の送球の動作と似ているためである。バドミントンと野球は、腕を頭よりも高い位置に挙げるオーバーヘッド動作と呼ばれるものが多く、バドミントンでは、地に足をつけた状態で下半身から上半身へと力とを伝える連鎖運動によって力強いスマッシュを打つ。野球でも同じように、下半身から上半身へと力をうまく伝達させてボームまで力を連鎖させていく。この類似性から、バドミントンのスマッシュと野球の送球には学習の転移が期待できる。私は中学から高校かけて、バドミントン部に所属をしていだが、体育で野球の授業、体育大会でのソフトボール、友人と野球をする際などに、野球の経験が殆どないのにも関わらず、ボールを狙った場所に送球するという行為と、その際の力のコントロールは自分でもここまで上手くいくものかと思うほど良くできていた。これはきっと、私自身がバドミントンで習い経験してきたものを、野球の送球に対して学習の転移を行っているのだと考えられる。
 このように学習の転移は、スポーツの特定の場面においては役立つ場合もあると言うことができる。

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