23認知科学概論

23年度「認知科学概論」 / 18

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F24081 2024/10/03 (木) 07:17:11 e43ec@a35cc

 今回の内容の中で中世と近代で意識と無意識をどのように捉えるかが変わったという点に特に興味を持ちました。現在の心理学では近代のような、無意識下にある社会的に許されない欲求を受け入れられる形で意識下に出しているなどの無意識が悪で意識が善という形に近い考えが多いようですが、自らのコントロールが聞く意識の領域だからこそ様々なことを考慮してしまい無意識の領域に負担をかけてしまうということもあるのではないかと考えています。例えば、ある悩みがあったとして「こんなことで相談されて迷惑じゃないだろうか」「もしかしたら他の人はこんなことで悩んでいないかもしれない」などと考えてどこにも吐き出せないと、無意識下でストレスがたまり他のことに影響が出てしまう、ということがあればこれは無意識が悪いとは言えないかもしれません。
 物事そのものに善悪があるわけではないと思うので、どちらか一方が必ず善でもう一方が必ず悪ということはないのではないか、だからこのように考え方が変わることがあるのではないかと感じました。

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    satsugakushinri 2024/10/07 (月) 09:54:47 >> 18

     近代的な意識、無意識の概念に立った議論ですね。その上で、意識の過剰すぎる働きの面を指摘してくれています。意識は困った存在でもあることがよくわかります。意識、無意識概念の変遷ほど大きなものではないのですが、時代によって心の問題の表現方法が変わっている可能性があります。境界性パーソナリティって20年前はよく聞いたのですが、最近はどうですか。歴史を学ぶことは、現在が絶対的な真実ではないということを知るために有益です。
    6点差し上げます。