F24056
2024/11/07 (木) 19:48:56
fa4c9@e17cb
今回の講義やこれまでにでてきた表象主義の話題の中で生まれた、なぜ人間はすべての情報を写し取らなくてもものの認知や判断ができるのかという問いの答えが得られたように感じた。例えば、ルンバは自分の身体(機体)と対象との距離を超音波などから測ることで「物にぶつからないで動く」という目的を果たしている。人間も、「物と物の隙間を通る」という行動において、部屋の詳細な情報をチェックしなくても、通り抜けるルートに置かれている物を見ることで通り抜けることが可能になる。この時、自分と通り抜けたい隙間がどのような位置関係にあるかという情報も重要で、身長や体形、地理的な傾きによって異なる物の捉え方をする。また、計算主義の外界の様々な情報を計算して人間の脳の中で意味を与えるという考えも、包囲光の発見・検出が人間の機能だという生態心理学の考えによって、コンピュータアナロジーの考え方から脱却することができたように感じる。このように見ると、AIブームによって人間の脳や記憶がコンピュータのように例えられたという時代背景があり、やがてその考え方を批判する形で別の学派が起こるという流れを理解できた。
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今回の講義でゲシュタルト心理学を学び、認知心理学に通ずるものがあると思った。人間の知覚や認識の仕組みを解明する手助けするものだと思った。ゲシュタルト心理学は物事を分けて理解するのではなく、全体の関係性を重視すると感じた。また、人間の心理を理解することで、広告やマーケティングを利用し、とても効果的なコミュニケーションがとれるとおもった。
Q24126さんへ
ゲシュタルト心理学ですね。先に同じです。
3点差し上げます。
F24056 さんへ
表象主義と計算主義が生態心理学でどのように克服されているかを、ロボットの設計という工学アプローチで理解してくれました。歴史的観点への意識もよいと思います。現在は第三次AIブームと言われていますが、第二次ブームの1980年代と何が違っているのかは気になります。
8点差し上げます。