23認知科学概論

23年度「認知科学概論」 / 138

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Q24028 2024/11/05 (火) 16:21:44 3da11@1aeca

人間が放射光を目を通して物を認知するのは分かったが、それをどのように脳で処理するのかが気になったので調べてみました。そうすると、高度なメカニズムが存在してることがわかりました。大きく分けて距離の認識メカニズムと形の認識のメカニズムの2つのメカニズムに分けることができました。
距離の認識のメカニズムは、距離を判断する際に、人間の視覚は「奥行き手がかり」と呼ばれる情報を利用しています。例えば、両眼視差という左右の目に映るわずかに異なる画像の差を脳が処理して奥行きを感じ取り、近くの物体ほど左右の視差が大きく、遠くの物体は視差が小さくなるため、脳はこの視差を手がかりにして距離を判断します。他にも、調節という水晶体が厚みを変えることでピントを合わせる機能と輻輳という目が近い物体に焦点を合わせるとき、両目が内側に寄る現象を使って、距離感をより明確にしています。
形の認識のメカニズムは輪郭とエッジの認識やテクスチャ勾配、視覚補完と過去学習によって出来ていて、輪郭やエッジはを形を認識するための第一歩で
目は明暗の違いに敏感で、物体の周囲のエッジを検出し、それをもとに形を把握します。テクスチャ勾配は、物体の表面にある模様や質感の変化も形を認識する手がかりです。テクスチャが密集している部分が遠く、広がっている部分が近くにあると判断することで、物体の形状をより立体的に把握できます。視覚補完と過去の学習は脳は、過去に見た物の形状情報やパターンをもとに、目の前の物体を認識する補完機能を持っています。また、たとえ見たことのない新しい形状の物であっても、類似の特徴をもつ物と比較することで、形の認識が可能になります。
人間は、複数の視覚手がかりを組み合わせて物体の距離と形を正確に認識しています。これらの手がかりを脳が高速に処理することで、日常生活の中で自然に周囲の距離感や物の形を理解することができるのです。視覚は単に「見る」だけでなく、膨大な情報処理と記憶の補完によって成立している、非常に高度なシステムであることが分かりました。

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    satsugakushinri 2024/11/11 (月) 20:39:34 >> 138

     調べてみたのはとてもえらいです。しかし考える方向は残念ながらそっちじゃないのですよ。「放射光が脳で処理される」という考え方をとらないのが生態心理学で、その生態心理学の話を中心に授業を行ないました。あなたが説明してくれた学説全て、生態心理学がとらない考え方です。その学説を紹介してくれてもよかったのですが、授業のテーマである生態心理学と関連づけてほしかったです。何について論じることが授業と関連あるのか、ないのかを見極めると学習に無駄がないと思います。
    4点差し上げます。