23認知科学概論

23年度「認知科学概論」 / 115

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Q21169 2024/10/31 (木) 23:22:29 91049@9ea7c

精神や心をどう扱うか?というトピックの中で、ある人にとって別の人の身体は環境そのものであると学び、確かにその通りだと思いました。不変で直接的に人間に与えられる自然環境もありますが、人間の活動によって形成される社会環境では、人間に限らず、あらゆる生物は自然環境の中で相互に関係しあい、全体としてのバランスのとれた生態系の中で生きています。良い影響を受けるのか悪い影響を受けるのか、自分を取り巻く環境(人間)次第で人生は大きく変わります。物ではなく人を動かす時(物理的ではなく精神的に)、必ずこうすればこうなる、という事はなく人が人を動かすのは言葉の力によるものであり、だからこそ面白いと思いました。発せられる「言葉」にはその人の個性が色濃く表れ、ひとつの内容でもその人が選んで発する言葉から、人間性や傾向など多くの事を読み取ることができます。例えば「嬉しいです」の一言でも本心からなのか皮肉なのか分からず、お互いが推測しながら動き、会話が上手くいっているのか意識しているというお話を聞いて、無意識に腹の探り合いをしていることに気づきました。人によって言葉の受け止め方は違うためトラブルになることもありますが、人間同士だからこそできる話し合いの重要性を改めて感じました。

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    satsugakushinri 2024/11/02 (土) 17:04:26 >> 115

     他人もまた環境である、しかし特殊な環境であるというのが生態心理学の主張です。どういう意味で特殊なのかも掴むべきところです。コミュニケーションの話に触れられているので、いくらかわかってもらえたのかと思います。
    4点差し上げます。