仏教のお話

02 インドの仏教 / 1

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ダルマ太郎 2023/09/30 (土) 14:19:39

インドの仏教の歴史

インドの仏教は、初期仏教・部派仏教・大乗仏教・密教に分かれます。

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    ダルマ太郎 2023/11/11 (土) 13:25:35 修正 >> 1

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    仏教の始まり
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    太郎論:約2500年前のインドで、仏教は起こりました。釈迦族の王子だったガウタマ・シッダールタ Gautama Śiddhārtha が菩提樹の下で最高の真理を覚って、目覚めた者(ブッダ buddha)となり、鹿野園において五比丘に説法をし、彼らを教化したことによって始まりました。初め釈尊は、新しい宗教を立ち上げたという自覚はなく、バラモン教の一派として道を説いていました。

    太郎論:釈尊の死後、釈尊の説かれた教えを絶やしてはいけないとして、五百人の大比丘たちが集い、王舎城(おうしゃじょう)で第一回目の結集(けつじゅう)を行いました。結集とは、サンギーティ saṃgīti の中国語訳です。「共に唱えること」であり、教えと戒律について一同が唱え異議なく共通理解しました。教えについては、釈尊の侍者だった阿難が責任者となり、戒律については優波離(うばり)が責任者になりました。総責任者は、摩訶迦葉が努めました。これによって、釈尊の教えは大きく乱れることがなく、ある程度正しく伝えられたといいます。釈尊が五比丘に対して法を説いてから、釈尊滅後の100年までを初期仏教(原始仏教・根本仏教)といいます。

    太郎論:仏滅後約100年して、第二回目の結集が開かれました。その時、戒律の解釈の違いによって、仏教教団は二つに分裂しました。保守派の上座部(じょうざぶ)と革新派の大衆部(たいしゅぶ)です。これを根本分裂といいます。根本分裂の後、次々と部派が起こりましたので、この頃の仏教のことを部派仏教といいます。部派の中で最も勢力があったのが上座部の説一切有部です。
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    仏教の始まり
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