仏教のお話

Rの会:譬諭品第三 / 6

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ダルマ太郎 2024/05/10 (金) 12:12:26

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法を聞かざることを頌す-4
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経)
 我常に日夜に 
 毎にこの事を思惟して
 以て世尊に問いたてまつらんと欲す 
 (さだ)めて失えりや
 (さだ)めて失わずや
 我常に世尊を見たてまつるに 
 諸の菩薩を称讃したもう
 是を以て日夜に 
 此の如き事を
 籌量(ちゅうりょう)しき
 今 仏の音声を聞きたてまつるに 
 宜しきに随って法を説きたまえり
 無漏は思議し難し 
 衆をして道場に至らしむ

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太郎訳)
 常日頃 世尊のご様子を拝見いたしますと
 いつも菩薩たちを称賛されていましたので
 このことから日夜このように
 考え量っていたのです
 今 仏さまの素晴らしい教えをお聴きして
 仏さまが相手に応じて教えを説くことを知りました
 煩悩を滅する境地は
 考えの及ぶ所ではないのですが
 仏さまは その境地へと導いてくださいます

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法を聞かざることを頌す-4
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